訪問看護師になる&なった後の目的別3つの研修を徹底解説!

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訪問看護の研修には3種類あります。

「訪問看護ステーションって病院みたいに教育制度が整ってないから、未経験だと訪問看護師になるのは難しそう。」「スキルアップ、キャリアアップの方法もないんじゃない?」と心配している看護師さんは多いかもしれません。

でも、大丈夫です!確かに訪問看護ステーションは病院ほど教育制度が整っていないところが多いですが、訪問看護未経験者向けの研修や、訪問看護ステーション入職後にスキルアップするための研修、そしてキャリアアップするための研修もあります。

訪問看護未経験の看護師さんは、日本訪問看護財団や各都道府県看護協会での訪問看護の基礎研修や訪問看護eラーニングを受講すれば、訪問看護に必要な知識やスキルを得てから訪問看護にチャレンジすることができます。そうすればスムーズに訪問看護の仕事に慣れることができるでしょう。

また、スキルアップするためには訪問看護ステーション内での研修や専門性を高めるための外部研修を受け、キャリアアップのためには認定看護師や専門看護師、訪問看護ステーションの管理者の研修を受けると良いでしょう。

あなたの目的別、レベル別に応じた研修を受けることで、訪問看護への不安を軽減できたり、専門性を高めて質の高い看護を実践することができるのです。

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訪問看護師になる前に受けたい研修

訪問看護師になる前に受けたい研修、例えばeラーニングなど。

訪問看護師になる前に受けたい研修には、公益財団法人日本訪問看護財団や各都道府県看護協会による演習や実技を含んだ研修とオンラインでの訪問看護eラーニングがあります。

訪問看護ステーションに入職する前に、訪問看護の基礎を身につけることができれば、訪問看護が未経験であることへの不安を軽減することができますし、仕事に早く慣れることができます。

どちらも訪問看護未経験でこれから訪問看護師になろうとする看護師さん向けの研修になっていますので、開催場所や開催時期などを考慮して自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

演習や実技を含む研修に参加する

日本訪問看護財団や各都道府県の看護協会は、訪問看護未経験者向けの基礎研修を開いています。

日本訪問看護財団や都道府県看護協会の基礎研修は、実際に演習や実技研修等を行いますので、訪問看護が未経験でも訪問看護師の仕事内容や役割により具体的なイメージを持つことができ、実践で役立つ基礎を身につけることができます。

日本訪問看護財団の「訪問看護基礎講座」では訪問看護師の役割や事例を通しての訪問看護の展開過程、訪問看護での「療養上の世話や必要な診療の補助」を学ぶことができます。

また、都道府県看護協会の研修は、「訪問看護師養成講習会」を独自に開催しているところもありますし、日本訪問看護財団のeラーニングを基礎として、それに訪問看護ステーションでの実習や実技講習を加えた講習会を開催しているところもあります。

ただ、日本訪問看護財団の研修は東京や大阪、松山での開催ですし、都道府県看護協会の研修は、多くの都道府県看護協会で訪問看護未経験者向けの研修があるものの、すべての都道府県看護協会で開かれているわけではありません。

また、日程も年に1~2回の開催ということが多く、場所や日程が合わないと、なかなか研修を受けることができないというデメリットがあります。

訪問看護eラーニングでの研修

訪問看護未経験者向けの研修には、オンラインでの訪問看護eラーニングもあります。

訪問看護未経験者向けの研修には、オンラインでの訪問看護eラーニングもあります。訪問看護eラーニングは日本訪問看護財団が開設している研修で、インターネットが使えるパソコンがあれば、いつでもどこでも受講できることがメリットです。

訪問看護eラーニングでは、訪問看護概論(定義や諸制度)や訪問看護展開論、在宅ケアシステム論、訪問看護技術論、訪問看護管理論など訪問看護について幅広く学ぶことができます。

カリキュラムをすべて視聴するには約17時間かかり、参考映像の視聴やテストを含めると25~30時間が必要となります。

訪問看護eラーニングは申し込みから5ヶ月間、いつでも受講可能で繰り返し視聴することができますので、都合の良い時間に何回かに分けて受講すると良いでしょう。

訪問看護でスキルアップするための研修

訪問看護でスキルアップするための研修には、訪問看護ステーション内での研修と外部研修の2つがあります。

訪問看護未経験の看護師さんは、新入職員向けの研修があり、教育制度が充実している訪問看護ステーションに入職すれば、未経験の不安を軽減でき、スムーズに訪問看護の仕事に慣れることができます。

また、訪問看護師として成長し、専門性を高めていきたい場合は、日本訪問看護財団や各都道府県看護協会の外部研修を受けることで、より高度な知識や技術を得ることができるだけでなく、外部の訪問看護師と接することで訪問看護師としての視野を広げることができるのです。

訪問看護ステーション内の研修

訪問看護ステーションの中には、ステーション内で新入職員向けの研修やスキルアップのための研修を開いているところがあります。

新入職員向けの研修があり、さらに仕事に慣れるまでの数ヶ月間は先輩看護師に同行して実践的な指導を受ければ、未経験で訪問看護ステーションに入職した看護師さんでも、安心して働くことができ、仕事に早く慣れることができるでしょう。

また、ステーション内で頻繁にスキルアップのための研修や勉強会があれば、勤務しながら自然の流れの中で、訪問看護を深めてスキルアップすることができるのです。

新入職員向けの研修やスキルアップ研修を開いていて、教育制度が充実している訪問看護ステーションは、経営している企業が上場企業で、全国にたくさんの事業所があるところや、機能強化型ステーションでサテライトの事業所をいくつも抱えているところなどが多い傾向にあります。

ただ、小規模の訪問看護ステーションでも、大手のステーションと提携していて、大手ステーションの研修を受けられるところもあります。

訪問看護の専門性を高める外部研修

訪問看護師として専門性を高めてスキルアップしていきたい人は、外部研修を受けると良いでしょう。訪問看護師向けの外部研修を開いているところは、日本訪問看護財団や全国訪問看護事業協会、各都道府県看護協会、各都道府県訪問看護ステーション連絡会(協議会・連絡協議会)などがあります。

外部研修を受けることで、訪問看護師としてスキルアップすることができますし、さらに違う訪問看護ステーションで働く訪問看護師さんと接することができますので、訪問看護師としての視野が広くなり成長するきっかけを得ることができるのです。

どんな研修が行われているかは、研修を開催する団体によって異なりますが、在宅での褥創ケアや呼吸理学療法・喀痰吸引ケア、精神科訪問看護、小児訪問看護、在宅での重症ケア、ターミナルケアなどが多くなっています。

勤務する訪問看護ステーションではどのような知識・技術が必要なのか、あなたは訪問看護の中でもどの分野の専門性を高めていきたいのかによって、どの研修を受けるかを決めると良いでしょう。

それぞれ研修はいつでも行われているわけではありませんし、日本訪問看護財団や全国訪問看護事業協会は大都市のみでの開催になります。また、人気の研修は開催日の数ヶ月前に定員に達して申し込みが締め切られることもあります。

そのため、研修を希望する場合は、研修日程や研修場所を考慮して、早めに研修受講の予定を立てるようにしましょう。

訪問看護でキャリアアップするための研修

訪問看護でキャリアアップするための研修

訪問看護でキャリアアップをするためには、訪問看護の認定看護師、在宅看護の専門看護師、訪問看護ステーションの管理者を目指すの3つの道があります。

研修を受けて認定看護師や専門看護師になれば、より専門的で高レベルの訪問看護を実践することができますし、訪問看護ステーションの管理者となって管理職になれば、給料アップや独立して起業することもできます。

認定看護師は日本看護協会が認定した教育機関で6ヶ月の研修を受け、専門看護師は大学院の修士課程で研修を受ける必要があります。

また、訪問看護ステーションの管理者になるためには、ケアマネージャーの資格を取り、実務研修を受けることが近道となります。管理者になった後は、管理者としてスキルアップする研修を受けることも可能です。

訪問看護の認定看護師

訪問看護師としてキャリアアップには、訪問看護の認定看護師があります。訪問看護の認定看護師は、在宅の患者さんに高いレベルでの実践的な看護を行うことができます。

訪問看護の認定看護師になるためには、看護師経験が5年以上(通算3年以上、在宅ケア領域での看護実績を有する)あり、医療処置および管理を要する患者の在宅における看護を5例以上担当している必要があります。

その上で、訪問看護の認定看護師の教育課程を開講している教育機関で、共通科目120時間(選択30時間)、専門基礎科目120時間、専門科目120時間、学内演習105時間、実習180時間の計645時間(+30時間)の研修を受け、認定審査に合格しなければいけません。

2015年度は聖路加国際大学教育センター、愛知県看護協会認定看護師教育課程、兵庫県看護協会認定看護師教育課程の3ヶ所で訪問看護の認定看護師の研修を行っています。

在宅看護の専門看護師

訪問看護のキャリアアップには在宅看護の専門看護師になる方法もあります。在宅看護の専門看護師は、現在の日本の看護師の資格の中でもっとも取得するのが難しいですが、その分高い専門性と幅広い視野を持って訪問看護の仕事をすることができるのです。

専門看護師になるためには、看護師経験が5年以上(通算3年以上、在宅看護領域での看護実績を有する)あり、日本看護系大学協議会が定める高度実践看護師教育課程(総計26単位、または38単位)の基準を満たした大学院修士課程を修了する必要があります。

2015年度は聖路加看護大学大学院や日本赤十字看護大学大学院、大阪府立大学大学院など全国11の大学院で在宅看護の専門看護師コースの研修が開講されています。

訪問看護ステーションの管理者になる

訪問看護ステーションの管理者になって、管理職としてキャリアアップする道を選択するなら、ケアマネージャーの資格を取ると有利になります。訪問看護ステーションの管理者はステーションの運営・管理を行いますので、病棟の師長のような役割になります。

訪問看護ステーションは居宅介護支援事業所を併設しているところが多く、ケアプランを作成するケアマネージャーの資格を持っていると事業所全体を把握できるので、管理者になるのに有利なのです。

ケアマネージャーになるためには、看護師の実務経験が5年以上あり、都道府県が実施する「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した後、「介護支援専門員実務研修」を受講する必要があります。

また、訪問看護ステーションの管理者として成長するための研修は、日本訪問看護財団や全国訪問看護事業協会、看護協会で開催されています。

訪問看護ステーションの管理者になれば給料アップが期待できますし、さらに経験を積めば、将来的に独立して訪問看護ステーションを立ち上げて、経営者になることも可能なのです。

まとめ

訪問看護は高齢者の増加、医療費の増大対策に伴って、今後さらに需要が伸びていく分野で、看護師の職場として人気が高まり、注目されています。

今からしっかりと訪問看護の研修を受け、スキルアップ、キャリアアップしておけば、将来的に重宝され、給料の大幅アップにつながる可能性が高くなるのです。

もし、未経験だけど今後は訪問看護ステーションで働いてみたいという看護師さんや、スキルアップやキャリアアップしやすい訪問看護ステーションへの転職を考えているという訪問看護師さんは、求人を探す時には14のポイントをチェックするようにしましょう。

“訪問看護の求人を選ぶなら、機能強化型ステーションかどうか、特色がある訪問看護ステーションかどうか、移動手段、給与体系、オンコールの有無、病院や医師との連携体制、教育制度、年間休日や有給消化率、通勤手段、住宅手当、託児所の有無の14のポイントをチェックしなければいけません。”
訪問看護の求人選び|失敗しない完全チェックポイント14個!より引用)

訪問看護未経験の人は、入職前に日本訪問看護財団や各都道府県看護協会の研修や訪問看護eラーニングを受講して、この14個のチェックポイントを確認した上で就職先を決めると、スムーズに仕事に慣れることができ、訪問看護への転職を成功させることができるでしょう。

また、スキルアップやキャリアアップの研修を受けやすいように職場環境を見直したい人は、「スキルアップやキャリアアップしやすい」ことだけではなく14個のチェックポイントも重視すると、さらに満足度が高い転職をすることができるしょう。

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