[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師). more.. ]
腰痛に悩んでいる看護師さんは多いと思います。
腰痛は看護師の職業病とも言われています。日本看護協会の調査によると、腰痛を抱えている看護師は51.7%にのぼっています。
勤務中に急な腰痛が起こったら、まずは安静にして、腰を冷やし、鎮痛薬を服用しましょう。
また、整形外科を受診して、診断書をもらっておくと良いでしょう。
さらに、慢性的な腰痛の改善、腰痛の予防には、「ボディメカニクスを見直す」、「無理はしない」、「腰に良い栄養素を摂る」、「腹式呼吸をする」、「適度な運動をする」、「コルセットをつける」、「接骨院に定期的に通う」、「腰を温めるようにする」といった8つの点に気をつけてください。
腰痛を抱えていて、病棟業務が辛いという人は、看護師を辞めるのではなく、腰に負担がかからない看護師の職場に転職すれば、腰痛と上手く付き合いながら働くことができるでしょう。
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腰痛は看護師の職業病?看護師の腰痛の3つの原因
日本看護協会の調査によると、看護師の51.7%が腰痛を抱えているという実態があります。(「2010年 病院看護職の夜勤・交替制勤務等実態調査」(PDF))
看護師の腰痛の原因は、「力仕事が多いこと」、「休みが少ないこと」、「ストレスが溜まること」の3つです。
力仕事が多いことが主原因となり、休みが少ないこと、ストレスが溜まることの2つの原因が加わることで、腰痛を悪化させているのです。
力仕事が多い
看護師の仕事は力仕事が多いですので、腰に負担をかけてしまいます。
患者さんの体位交換、オムツ交換、車いすへの移乗、ストレッチャーへの移動介助、排せつ介助などをしていると、どうしても腰に負担がかかります。
これらの作業は力が必要なだけでなく、中腰で行います。
そうすると、腰に過度な負担がかかることで、腰椎椎間板ヘルニアやぎっくり腰(急性腰痛症)を発症しやすくなります。
自分よりも身体が大きくて、体重が重い患者さんの体位交換や車いすへの移乗を日常的に行っていたら、腰痛を発症するのも当然のことと言えるのではないでしょうか。
休みが少ない
休みが少ないことは、腰痛を発症させる直接的な原因にはなりませんが、腰痛を悪化させる原因にはなります。
休みが少ないと、腰の疲れを取る時間を確保することができませんので、腰痛を発症しやすくなります。
また、既に痛みが出ている腰を休める時間もありません。
看護師は休みが少なくて、残業が多い仕事です。しかも、夜勤があるので不規則な生活をしなければなりません。
そのため、疲れが取れずに、腰痛が悪化していくのです。
ストレスが溜まる
看護師の仕事はストレスが溜まりますが、ストレスは身体の筋肉を緊張させますので、無意識に腰に力が入ってしまって、腰の筋肉を疲労させます。
腰の筋肉が疲労すれば、それが蓄積していって、痛みが生じることもありますし、ぎっくり腰を発症しやすくなるのです。
ぎっくり腰!?急に腰痛が起こった時の5つの緊急対処法
急に腰痛が起こった時には、次の5つの緊急対処法を実践しましょう。
1 | 安静にする |
2 | 急性期は冷やす |
3 | 鎮痛薬を服用する |
4 | 整形外科を受診する |
5 | 動けるようになったら、少しずつ動く |
この5つのことを実践することで、腰痛の悪化を防いで、回復を早めることができるのです。また、再発予防にもつながります。
【1】まずは安静に
勤務中にぎっくり腰を起こしたら、まずは安静にしましょう。
安静にすることで、痛みを緩和できますし、腰痛を早く治すことができます。
ぎっくり腰は、腰の関節の捻挫や筋肉の損傷が原因と言われていますので、腰に炎症が起こっている状態です。
炎症が起こっている部位を動かすと、炎症が悪化するのは、看護師ならみなさんご存知だと思います。
腰に突然の痛みを感じた時は、無理をせずに安静にしてください。
忙しい勤務中でも、師長やリーダーに理由を話せば、休憩室で休ませてもらえるはずです。
ここで無理をして動こうとすると、痛みが悪化しますので、必ず安静にするようにしましょう。
もし、どうしても人手が足りないという場合は、少しでも座っていられるリーダー業務を変わってもらうようにすると良いと思います。
【2】急性期は冷やす
急性期は腰を冷やしましょう。
冷やすことで、痛みを軽減させることができます。また、血管を収縮させることで、炎症の悪化を予防できます。
勤務中に急な腰痛を発症したら、安静にしつつ、冷やすようにしましょう。
患者さんのクーリングに使用する氷嚢や冷却まくらを使って、腰を冷やすと良いでしょう。
【3】鎮痛薬を服用する
ぎっくり腰になったら、鎮痛薬を服用しましょう。
ぎっくり腰で腰が痛い時に、ロキソニンなどの鎮痛薬を服用すると、痛みが緩和させるだけでなく炎症を抑えることができますので、腰痛を早く治すことができます。
もし、自分の鎮痛薬を持っていなかったら、同僚の看護師さんに鎮痛薬を持っていないか聞いてみると良いと思います。
また、外来診療が行われている時間なら、外来を受診して鎮痛薬を処方してもらうと良いでしょう。
【4】整形外科を受診する
突然の腰痛を発症したら、整形外科を受診しましょう。
ただのぎっくり腰なら、整形外科を受診しなくても、治ることも多いのですが、ぎっくり腰だと思っていたら、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間関節症を発症していることもあります。
そのため、悪化させずに早く治すためにも、腰痛を繰り返さないためにも、念のために整形外科を受診してください。
日勤の勤務中に腰痛を起こした場合は、休憩時間に整形外科外来を受診させてもらうと良いでしょう。
夜勤帯だったり、整形外科がない職場の場合は、勤務終了後に整形外科を受診しましょう。
そして、診断書を貰っておいて下さい。
翌日以降も動くのが辛いほどの腰痛が続く場合は、診断書を提出すれば、有給扱いで仕事を休むことができますし、復帰した後も、診断書の完治期間までは出来るだけ腰に負担のない業務を割り振ってもらえるはずです。
【5】動けるようになったら少しずつ動く
動けるようになったら、少しずつ動くようにしましょう。
少しずつ動くことで、回復を早めますし、腰の筋力低下を最小限にしますので、再発を防ぐことができるのです。
ぎっくり腰などの急性腰痛は、最初は安静にすることが基本ですが、痛みが緩和されて、動けるようになったら、少しずつ腰に負担をかけない範囲で動くようにしましょう。
ただ、無理をしてはいけません。無理をして、力仕事をすると、またすぐに腰痛が再発します。
病棟で働いている人は、自立患者が多い部屋の部屋持ちやリーダー業務を担当すると、腰への負担を軽減させることができます。
「慢性腰痛の改善法」と「腰痛予防法」8つ
慢性的な腰痛を改善したり、腰痛を予防するためには、次の8つを実践してください。
ボディメカニクスを見直して実践する | 無理はしない |
腰に良い栄養素を摂る | 腹式呼吸をする |
適度な運動をする | 勤務中はコルセットを装着する |
接骨院に定期的に通う | 腰を温める |
この8つを実践すれば、慢性的な腰痛が緩和しますし、腰痛を予防することができます。
【1】ボディメカニクス(改善&予防)
腰痛を改善・予防するためには、ボディメカニクスを見直しましょう。
ボディメカニクスを見直すことで、腰への負担を軽減することができます。
ボディメカニクスは看護学校で勉強したと思いますが、筋骨格系の力学的な相互関係を取り入れて介護者の負担を軽減する技術のことです。
体位交換や移動介助などの労力を最小限にすることが出来ますので、腰への負担を少なくすることが出来るのです。
ボディメカニクスのポイントは7つあります。
ボディメカニクスのポイント |
実践のコツ |
1.支持基底面積を広くする |
足を前後左右広げて立つことで、身体を安定させる |
2.重心を低くする |
腰を落とすことで、姿勢が安定し、腰への負担を軽減できる |
3.水平に移動させる |
患者さんを持ち上げようとはせずに、水平に滑らせるようにして移動させる |
4.重心を近づける |
患者さんと看護師の重心を近づけることで、労力を少なく移動させることができる |
5.てこの原理を使う |
患者さんを移動させる時は、支点を意識した、てこの原理を使うと、労力が少なくて済む |
6.身体を小さくまとめる |
仰臥位で移動させる場合、両手両足を広げたまま移動させるよりも、手を胸の上で組んでもらって、両足もそろえると楽に移動できる |
7.大きな筋群を使う |
指や腕の力で移動させるのではなく、大胸筋や広背筋、大腿四頭筋、大臀筋などの大きな筋肉を使うことを意識して移動させると、負担が少なくなる |
患者さんの移動介助などの力仕事をする時は、このボディメカニクスを意識して行うと、腰への負担を軽減できます。
また、ボディメカニクスを意識するだけでなく、靴もチェックしましょう。
サンダルタイプのナースシューズを履いていると、しっかりと踏ん張ることができず、腰に負担がかかります。
足に合ったスニーカータイプのナースシューズなら、しっかり踏ん張ることができますので、腰痛の改善・予防にはおすすめです。
【2】無理はしない(改善&予防)
腰痛を改善・予防するためには、無理をしないようにしましょう。
無理をして、体位交換などを1人で行ってしまうと、腰への負担が増大してしまうからです。
体位交換や移動介助などの力仕事は、1人では行わずに、2人以上で行うようにしましょう。
忙しい時は、手が空いている看護師を見つけられずに、なかなか協力を求めにくいこともあると思います。
でも、あなたの腰を守るためですから、隙を見て、同僚の看護師さんに声をかけて、2人以上で体位交換を行ってください。
無理をして1人で体位交換をしていると、きちんと除圧ができず、患者さんに褥創ができる原因になりますし、腰への負担が積み重なって、腰椎椎間板ヘルニアを発症する可能性が高くなります。
【3】腰に良い栄養素を摂る(改善&予防)
腰痛を改善・予防するには、タンパク質、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンEを摂取しましょう。
タンパク質は筋肉の原料になる栄養素ですから、腰の筋肉を強化するために積極的に摂取しましょう。
カルシウムは骨を強化するだけでなく、筋肉の収縮や弛緩に関係しているミネラルです。カルシウムが不足すると、腰の筋肉が常に緊張(収縮)している状態になりやすいのです。
ビタミンB1は筋肉や神経の疲れを緩和させる働きがあります。ビタミンB6やビタミンB12は神経がスムーズに働くのをサポートします。
ビタミンEは血行を促進して、筋肉の緊張を和らげる働きがあるので、腰痛の予防や改善には欠かせないのです。
栄養素 |
含まれる食品 |
タンパク質 |
肉、魚、卵、大豆 |
カルシウム |
乳製品、小魚、海藻類 |
ビタミンB1 |
豚肉、大豆製品、玄米 |
ビタミンB6 |
魚、肉、バナナ |
ビタミンB12 |
魚介類、レバー、動物性食品全般 |
ビタミンE |
ナッツ類、オリーブオイル、アボカド |
【4】腹式呼吸(改善&予防)
腹式呼吸をすると、インナーマッスルを鍛えることが出来ますので、腰を支える筋肉が発達し、腰痛が起こりにくくなります。
腹式呼吸を意識すると、腹腔内圧が上がりますので、インナーマッスル(深部筋)を動かすことができます。
また、正しく腹式呼吸を行おうとすると、自然に姿勢が良くなります。
正しい姿勢を保つことで、腰への負担を軽減できますし、腰を支える筋肉を鍛えることができるのです。
≪ 腹式呼吸のやり方 ≫
背筋を伸ばす。 |
鼻からゆっくり息を吸い込んで、お腹に空気を溜めるイメージでお腹を膨らませる。 |
口からゆっくり息を吐き出す。息を吸い込む時の2倍くらいの時間をかけるつもりで。 |
これを1日10~20回程度行うようにしましょう。
【5】適度な運動(改善&予防)
適度な運動をすることでも、腰痛を改善・予防することができます。
運動をすると、腰の筋肉を鍛えることができますし、腰周囲の血行を促進して、腰の筋肉の老廃物を取り去って、疲労回復を早めることができます。
ただ、忙しい看護師さんは運動をする時間をなかなか取れないですし、仕事で疲れているのに、さらに運動をするのはつらいと思います。
そういう時は、お風呂上がりのストレッチだけでも行いましょう。
腰を含め全身のストレッチを行うことで、腰周辺の筋肉を伸ばして、腰のコリをほぐすことができます。
【6】勤務中はコルセット(改善)
慢性的な腰痛に悩んでいる看護師さんは、勤務中はコルセットをつけましょう。
コルセットをつけることで、腰の動きを制限して、無理な力がかかりにくくなりますし、痛みを軽減することができます。
コルセットをつけていると、動きにくいし蒸れやすいからとコルセットを嫌う人もいると思いますが、1日だけコルセットをつけて働いてみましょう。
コルセットをつけていない時に比べて、勤務終了後の腰の疲労が違うはずです。
【7】接骨院に定期的に通う(改善)
慢性腰痛を持っている人は、定期的に接骨院に通いましょう。
接骨院は国家資格の柔道整復師が電気治療や温熱療法、マッサージなどで腰痛の治療を行ってくれます。
急性の腰痛でないと保険は適用になりませんが、整形外科よりも気軽に通院できますし、疲れた体と腰痛のメンテナンスと思って、定期的に通うと腰痛と上手く付き合いながら、少しずつ改善することができるでしょう。
【8】腰を温める(改善)
慢性腰痛を持っている人は、腰を温めましょう。
急性腰痛は冷やすことで痛みを緩和させることができますが、慢性腰痛は温めることで腰の筋肉のコリをほぐして、痛みを軽減させることができます。
入浴はシャワーだけで済まさずに、湯船に入ると良いでしょう。
また、使い捨てカイロや蒸しタオルなどを使って腰を温めるのも良いと思います。
看護師の腰痛は労災認定されるのか?
労災認定されるかどうかはケースバイケースであるものの、腰痛が労災と認められることがあります。
看護師の仕事が原因で腰痛になり、整形外科を受診した人は、師長に労災について相談してみましょう。
労災が認定されれば、治療費や休んだ分の給料などを支給してもらえます。
労災として認定される腰痛は、「災害性の原因による腰痛」と「災害性の原因によらない腰痛」の2つがあります。
「災害性の原因」は看護師2人で患者さんの移動介助をしていた時に、1人の看護師が手を滑らせてしまい、もう1人の看護師に過度な負担がかかって、腰痛が起こった時などです。
ただ、ぎっくり腰に関しては、発症時の動作に異常が認められない限り、労災とは認められません。
ぎっくり腰は日常生活内でも起こるものなので、勤務中にぎっくり腰になったからといって、看護師の仕事が原因であるとは断定できないからです。
「災害性の原因によらない腰痛」は、筋肉疲労を原因とした腰痛や骨の変化を原因とした腰痛に分けられます。
筋肉疲労を原因とした腰痛は3ヶ月以上、骨の変化を原因とした腰痛は10年以上、腰に負担がかかる作業に従事していると労災と認められます。
腰痛持ちの看護師さんにおすすめの8つの転職先
腰痛持ちの看護師さんには、次の8つの職場へ転職することをおすすめします。
介護施設 | デイサービス | 健診センター | 学校の保健室 |
企業の医務室 | 治験コーディネーター | 臨床開発モニター | クリニカルコーディネーター |
これらの8つの職場は、腰に負担をかけることなく働くことができますので、腰痛を悪化させずに看護師の仕事を続けることができます。
【1】介護施設
腰痛持ちの看護師さんは、介護施設への転職を考えましょう。
介護施設では介護士さんがいますので、看護師は介護業務を行わずに、看護業務に専念することができます。
体位交換や排せつ介助などの介護業務をしなければ、腰痛があっても働くことができると思います。
ただ、介護施設によっては、看護師も介護業務を手伝わなければいけない事もありますので、看護師の業務範囲は必ず確認してください。
【2】デイサービス
デイサービスも介護施設同様に、介護士さんが介護業務を行うので、看護師は看護業務やリハビリの補助などを行うことが仕事になります。
そのため、腰に負担をかけずに働くことができます。
デイサービスは普段は在宅で過ごしている人を対象に働きますので、介護施設よりもさらに医療行為は少ないのが特徴です。
そのため、腰痛の治療で長年のブランクがある看護師さんにおすすめです。
ただ、介護施設同様にデイサービスは、施設によって入浴介助など腰に負担がかかる業務を看護師が手伝うことがありますので、事前に確認しておく必要があります。
【3】健診センター
健診センターも、腰痛持ちの看護師さんにおすすめの職場です。
健診センターは健康な人が健康診断を受けに来る場ですから、みんなADLは自立しているので、介助の必要がありません。
看護師の仕事内容は、採血が基本ですので、座りながら仕事ができます。
腰痛持ちの看護師さんの中で、採血が好きという人は、健診センターで働くと良いでしょう。
【4】学校の保健室
腰痛持ちの看護師さんは、学校の保健室への転職も選択肢として考えると良いでしょう。
養護教諭の免許を持っていなくても、専門学校や大学の保健室で働くことができます。
学校の保健室では、基本的にデスクワークが多くなり、力仕事はありませんので、腰痛がある看護師さんでも無理なく働くことができます。
【5】企業の医務室
腰痛持ちの看護師は、企業の医務室で働くのも良いでしょう。
企業の医務室では、デスクワークが中心になりますので、腰痛持ちの看護師さんでも腰痛悪化を気にせずに働くことができます。
企業の医務室では健康診断の実施とその結果に基づいた健康指導・健康教育を行ったり、社員のメンタルヘルスケアを行うのが仕事になります。
介護業務はもちろん、力仕事もありませんので、腰痛を抱える看護師さんにはオススメです。
【6】治験コーディネーター
治験コーディネーターは、SMO(Site Management Organization)や病院に勤めて、治験を行う病院側の立場から治験をサポートする仕事です。
治験コーディネーターは治験を行う患者さんの精神的なケアはするものの、日常生活援助は行いません。
また、デスクワークが多くなりますので、腰痛を持っている看護師さんでも安心して働くことができます。
【7】臨床開発モニター
臨床開発モニターも、治験コーディネーターと同様に治験をサポートする仕事ですが、製薬会社の視点でサポートする仕事です。
臨床開発モニターは看護師経験を活かせるものの、患者さんと接する機会は少なく、介護業務も力仕事もありませんので、腰痛持ちでも働ける仕事です。
【8】クリニカルコーディネーター
クリニカルコーディネーターは医療機器メーカーや製薬会社に勤めて、自社製品をPRしたり、使用方法をレクチャーする仕事です。デスクワーク中心の仕事です。
クリニカルコーディネーターの具体的な仕事内容は、病院などの医療機関や学会に出向いて自社製品をアピールするなどの営業活動を行ったり、新製品を医療機関に納品する時に、そこで働く看護師に使用方法のレクチャーを行ったりします。
引用元:看護師の企業求人の種類と基礎知識、求人選択の2つのポイント(https://kango-world.com/nurse-company)
力仕事はありませんので、腰痛持ちの看護師さんでも安心です。
まとめ
看護師の職業病とも言われる腰痛の急性期の対処法、慢性期の改善法や予防法、おすすめの転職先をまとめました。
病棟だと、どうしても体位交換や移動介助などの力仕事が多くなりますので、腰痛持ちの看護師さんにはオススメできません。
でも、腰痛があっても、やっぱり病棟でバリバリ働きたいという看護師さんもいると思います。
そういう看護師さんは、自立した患者さんが多く、さらにスライディングシートやリフトなどの機器を導入しているところを選びましょう。
また、介護士さん(看護補助者)がいるかどうかも重要なポイントです。
そのような病棟なら、腰痛を持っていても、腰痛と上手く付き合いながら働くことができると思います。
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コメント
[…] 護師は多いですよね。 (参考:看護師の腰痛|緊急時の対処法5つから、改善&予防法8つ、おすすめ転職先8つまで!) […]